令和2年度三重CST養成プログラム受講者募集のご案内
2月20日(土)、三重大学教育学部大会議室において、第8回三重CSTシンポジウムを開催しました。
コロナ禍の影響で会場への参加者を限定としたことから、オンラインでも参加できるようにし、参加者は50名を超えました。
シンポジウムのテーマ1は「コロナ禍における理科実験の取り組み」、テーマ2は「理科におけるICTの活用」としました。
テーマ1では、三重大学教育学部附属小学校の前田昌志先生と伊勢市立小俣中学校の山口洋奈先生より、今年度の実験で工夫したことが紹介されました。
ICTの活用が中心であったことから、内容としてはテーマ2と重なってしまったことはシンポジウム規格の反省点です。
テーマ2では、三重大学教育学部の後藤太一郎先生が三重県総合教育センターでの研修講座で紹介した動画を中心に概論を述べたのち、多気町立勢和中学校の東啓太先生によるPBL型授業としてロイロノートの活用、津市教育委員会の伊藤信介先生より「津市e-Learningポータル」の紹介、四日市市立常盤中学校の大橋雅司先生より生徒とともに活用したアプリの紹介がありました。
最後に、各地域での活動として三泗、伊賀、鳥羽、尾鷲のCSTより、コロナ禍で研修ができなかった中でもCSTとしての実践が報告されました。
googleフォームを用いたアンケートには22名からの回答があり、CSTの活動にいつも刺激を受ける、オンラインでの参加は多くの方に参加してもらえるので、今後もハイブリッドが望ましいという意見がありました。
今回は対面でご参加いただいた方との交流も少なく閉会となりましたが、シンポジウムはCSTが年に一度集まることのできる機会ですので、意見交換できる余裕のあるプログラムにしたいと思います。